テレックス・エム・ピー、マルコ・コンベヤの買収を発表
Terex MP は、ミズーリ州マウントバーノンを拠点とするバルクマテリアルハンドリングコンベヤのメーカーである MARCO 社を買収したことを発表します。
今回の買収により、Terex MPは、ミズーリ州マウントバーノンの15エーカーの敷地にある10万平方フィートの工場と事務所を購入することになります。Terex MPは、北米における移動式搬送装置の需要拡大に対応するため、この敷地の製造能力を拡大する予定です。同拠点は、北米における中心的かつ局所的な流通拠点であると同時に、Terex MPの製造拠点を多様化し、さらなる労働力プールを提供するものです。また、テレックスは、セントルイス地域にあるマルコのセールスおよびエンジニアリングオフィスの責任も負うことになります。
マルコは1936年にE.F.マーシュエンジニアリングによって設立され、以来、スタッカー、ベルトフィーダー、ホッパー、ビンなどの標準型、固定型、携帯型のマテリアルハンドリング機器を設計・製造してきました。同社は、コンベヤメーカーとして初めてチューブラー・トラス・コンベヤフレームを設計し、現在もMARCOの看板製品となっています。
「今回の買収は、Terex MPの成長戦略である、バルクマテリアルハンドリング業界において、既存のポートフォリオを補完する製品を提供することで、当社の製品ラインナップを拡大することをサポートします」と、Terex Materials Processingのクラッシング・スクリーニング部門担当副社長兼マネージングディレクターのPat Brianは述べています。「チューブラー・トラス・コンベアフレームは、丈夫で簡単に組み替えができ、曲がることなく移動の圧力に耐えることができるなど、いくつかの利点があります。また、MARCO社はコンクリート業界向けの機器も製造しており、この市場での当社の存在感を高めることにもつながります。
Terex MPは、Powerscreen、Finlay、EvoQuip、ProStackを含むTerex MPのクラッシング・スクリーニング・コンベアリング部門内のブランドとしてMARCOを維持する予定です。MARCOは、Terex MPのグローバルな販売網、グローバルな規模、製品開発、サステナビリティ、デジタルソリューション、未来の工場などの分野への投資による効率化の恩恵を受け、大きな成長の可能性を秘めています。